演奏曲目
コンクールでの演奏曲目は下記の通りです。
予選会
- J.S.バッハ :平均律クラヴィーア曲集第1巻 第1番ハ長調 BWV.846
- ベートーベン :ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 op.57 「熱情」 第1楽章
- チャイコフスキー:四季より11月
- ショパン :ピアノソナタ第3番 ロ短調 作品58 第1楽章
- ショパン :練習曲 ハ短調 op.10-12
第一次予選
- J.S.バッハ :平均律クラヴィーア曲集第1巻 第1番ハ長調 BWV.846
- ベートーベン :ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 op.57 「熱情」 第1楽章
- チャイコフスキー:四季より10月
- ショパン :練習曲 ハ短調 op.10-12
- スクリャービン :練習曲 嬰ニ短調 op.8-12
第二次予選
- チャイコフスキー:ドゥムカ ハ短調 作品59 「ロシアの農村風景」
- ショパン :ピアノソナタ第3番 ロ短調 作品58
- プロコフィエフ :ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 作品83
コンクール概要
スルタノフを始め、ルデンコ、タラソフ、マツーエフ、ケンプなど才能が揃ったコンクール。
スルタノフは1次予選を通過者33人中32位で通過。審査委員の評価は非常に高いか低いかの完全に2つに分かれてしまった。チャイコフスキーコンクールは、各予選得点を合計する仕組みのためこの時点で本選通過は難しいものとなった。しかしながら、本選通過者が発表後聴衆の反応はすさまじく、常に人気の高さを誇り、特に2次予選のプロコフィエフは圧巻だった。コンクール側もこの状況に配慮し、スルタノフに特別賞が送られた。
コンクール自体は副審査委員長のドレンスキー門下がファイナルを固めることになった。評判を集めたマツーエフ、ルデンコ、ケンプの争いとなり、マツーエフが優勝、ルデンコが2位、ケンプが3位となった。タラソフは4位。
コンクールの録音
世間に存在する録音/録画としては下記のようなものです。
また、スルタノフは予選会から全ての映像が残されており、YouTubeで確認することが出来ます。
関連リンク
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