演奏曲目
コンクールでの演奏曲目は下記の通りです。
第一次予選
- バッハ: 平均率第2巻より21番
- ベートーベン :ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 op.57 「熱情」 より、第2,3楽章
- チャイコフスキー:四季より11月
- ショパン:練習曲 作品10-12 「革命」
- ラフマニノフ:音の絵より 作品39-5
第二次予選
- ショパン:スケルツォ第2番 変ロ短調 op.31
- プロコフィエフ:ソナタ第3番 op.28
- スクリャービン:ソナタ第5番 op.53
- B.チャイコフスキー:アレグロ ヘ短調
コンクール概要
1985年のショパンコンクールに参加するため、国内選抜されたスルタノフ(他にスタニスラフ・ブーニン、タチヤーナ・ピカイゼン、アレクサンドル・コルサンチヤ)であったが、年齢が15歳であったために17歳以上というコンクール規約に反し、ポーランドのコンクール組織委員会から出場が認められなかった。このため、1986年の当コンクールに参加することになる。スルタノフは直前に右手の小指を負傷していたが(その理由は、ストレスがたまって壁を叩いたため、と言われている。スルタノフ本人説によると、ピアノの蓋に挟んだと主張している)、そのまま1次予選に挑む。2次予選の頃には負傷も回復していたが、多くのソ連人審査員からの進めに従い2次予選後に辞退する(スルタノフ談)。
コンクールは、バリー・ダグラスが素晴らしい「展覧会の絵」を弾き優勝した。
コンクールの録音
上記音源は全て存在します
その他、流通した録音/録画としては下記のようなものです。
- コンクール特集TV:スルタノフの熱情とスケルツォの演奏が一部含まれている
参考書籍
関連リンク
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