Last updated:Thursday, 15-Nov-2007 07:16:38 JST

1989年第8回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール

このページでは、1989年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにおけるスルタノフを紹介します。

演奏曲目

コンクールでの演奏曲目は下記の通りです。

第一次予選

第二次予選

準本選

本選


コンクール概要

1989年5月27日から6月11日までテキサス州のフォートワースで行われた。19カ国を代表する参加者38人のコンクール出場者の中で最年少19歳のスルタノフが優勝。大きな話題となった。同コンクールにおけるロシア人の優勝は初めて。

チャイコフスキーコンクールが、政治的にいろいろな駆け引きがあるのに比べ、このヴァン・クライバーンコンクールは公平に評価をしてくれることから、スルタノフは参加を決意したという。

スルタノフはコンクール前半から優勝候補の筆頭として考えられており、コンクール終了前に既に審査委員の心は一致していたという。一貫した情熱が評価され、ハイドンではユーモアを、ショパンでは情熱を、モーツアルトでは上品さを披露した。この段階では歴代の受賞者に比べて完全に完成されているとはいえなかったが、審査委員が捜し求めていた素質を秘めていた。
ダラス・モーニング・ニュースのジョン・アードインによると「大胆さ、魔術、芸術的テクニック、そして動物的バイタリティを備えていた」とのこと。

フォートワースではウィルコックス夫妻(Jon,Susan)邸にホームステイ。

コンクールの録音

世間に存在する録音/録画としては下記のようなものです。 その他、イタリア協奏曲の第1楽章がmp3で存在することは確認されています。また、このコンクールの予備審査のために送られたリスト:メフィストワルツの映像(1988年)が存在することも確認されています。この映像は、"Here to Make Music"の1シーンで紹介されています。

"Here to Make Music"の紹介

上述のコンクールハイライトの"Here to Make Music"では、コンクールの様子がドキュメンタリー風に紹介されています。この中でスルタノフは次のような形で登場します。

他の多くの参加者が英語で話しているのに対して、スルタノフの声は英語吹き替えになっています。そのためか、登場シーンが少ないようにも感じられます。

なお、ビデオのパッケージには、最後にプロコフィエフの演奏シーン(ピアノソナタ第7番 2,3楽章)が入っていると記述されていますが、残念なことにリプリント版ではこのシーンは入っていないそうです。再販されたDVDにも残念ながら入っておりません。
この映像は、Chicago Tribune紙の、スルタノフ特集で見ることが出来ます。

スルタノフとは関係ありませんが、このドキュメンタリーの途中で、現地女性のピアノにあわせて皆で歌い踊り、そのままフォートワースの紹介シーンのBGMとして流れる曲がありますが、これは「Deep in the Heart of Texas」という曲です。スルタノフの住むテキサスの代表曲ですので、覚えておいてもいいかもしれません。


関連リンク


スルタノフのページに戻る